「冬の動物園って、寒くて動物も動いていないんじゃない?」そう思っているなら、もったいない!北海道が世界に誇る「旭山動物園」の本当の魅力は、厳しい冬にこそあります。
雪の中で生き生きと動き回るホッキョクグマ、そして冬だけの特別なイベント「ペンギンの散歩」。ここでしか見られない感動的な光景は、子供たちの心に深く刻まれること間違いなしです。
この記事では、子連れで冬の旭山動物園を120%楽しむための、服装、持ち物、見どころ、回り方のコツまで、パパママが知りたい情報をすべて詰め込みました。万全の準備で、最高の思い出を作りましょう!
冬の旭山動物園 子連れのための服装と持ち物

まずは、最も重要な防寒対策から。スキー場に行くのと同レベルの、完璧な準備が必要です。
完璧な服装とは?
- アウター: 防水・防風性の高いスキーウェアやダウンジャケットが必須です。
- インナー: 汗をかいても冷えないよう、吸湿速乾性の肌着+フリースの重ね着が基本。
- ボトムス: 子供は雪用の防水パンツ(スキーウェアのズボン)がベスト。大人は、タイツの上に暖かいパンツを。
- 足元: 滑り止めのついた防水スノーブーツが絶対条件。園内は凍結している箇所も多く、非常に滑りやすいです。「口コミでも『普通のスニーカーでは絶対に無理』という声が多数でした」
- 小物: ニット帽、耳当て、ネックウォーマー、防水手袋は必須アイテムです。
あると便利な持ち物リスト
- カイロ: 貼るタイプ、貼らないタイプ両方あると重宝します。
- 魔法瓶: 温かい飲み物で、こまめに体を温めましょう。
- 携帯用そり: 小さな子供がいる場合、園内の移動が格段に楽になります。
- サングラス or ゴーグル: 雪の照り返しは想像以上に眩しいです。
- スマホ用タッチペン: 手袋をしたままでもスマホを操作できるので便利です。
冬の旭山動物園 見どころ早わかり表

冬の旭山動物園で絶対に見逃せないイベントと動物たちの見どころをまとめました。
イベント/動物 | 時間/見頃 | 見どころ・ポイント |
ペンギンの散歩 | 11時/14時半 | 目の前をペンギンが行進!30分前には場所取りを。 |
ほっきょくぐま | もぐもぐタイム | 雪にダイブする姿は冬ならでは。活発に動き回る。 |
あざらし | もぐもぐタイム | 円柱水槽を縦横無尽に泳ぐ姿が人気。 |
最大の見どころ!「ペンギンの散歩」の時間と場所

冬の旭山動物園の代名詞とも言える大人気イベント。これを観るために、計画を立てましょう。
- 実施期間: 12月下旬~3月中旬頃(積雪状況による)
- 実施時間: 午前11:00 と 午後14:30 の1日2回(※2025年公式HP調査時点。時間は変更の可能性があるため、訪問前に必ず公式サイトをご確認ください)
- 所要時間: 約30分~40分
- 場所: ペンギン舎から始まり、園内の決められたコースを往復します。
- 見るためのコツ:
- 30分前には場所取りを! 開始直前は大変な混雑になります。コース脇の最前列で観たいなら、早めのスタンバイが必須です。
- スタート地点とゴール地点が狙い目。 散歩の最初と最後を間近で見ることができます。
冬にこそ見てほしい!必見の動物たち
寒さに強い動物たちは、冬こそが一番元気な季節です。
1. ほっきょくぐま館
雪景色の中、活発に動き回るホッキョクグマの姿は圧巻。雪にダイブしたり、プールに飛び込んだりするダイナミックな行動展示は、冬にこそ見る価値があります。
- 口コミ・子供の声: 「大きなホッキョクグマが雪に飛び込むのが、一番かっこよくて楽しかった!」

2. あざらし館

屋外のプールでは、流氷を模した雪景色の中を泳ぐアザラシが見られます。有名な円柱水槽「マリンウェイ」を上下する姿も、冬の透明な光の中でより一層美しく見えます。
- 口コミ・子供の声: 「アザラシが筒の中をビューンって通るのが面白かった!」
3. オオカミの森・エゾシカの森

冬毛でもこもこになったオオカミや、雪景色に映えるエゾシカの姿は、まさに野生の北海道そのもの。雪の上についた足跡を探すのも、子供にとっては楽しい発見になります。
子連れ向けモデルコースと食事・休憩スポット
広い園内を効率よく回るためのプランと、冷えた体を温める場所を事前にチェックしておきましょう。
おすすめモデルコース(約3時間)
- 【10:30 入園】 まずは東門から入園し、「ペンギンの散歩」の場所取りへ。
- 【11:00】 「ペンギンの散歩」を観覧。
- 【11:45】 「ほっきょくぐま館」「あざらし館」を順番に回る。
- 【12:45】 園内のレストランで早めの昼食・休憩。
- 【13:45】 「オオカミの森」「エゾシカの森」を見学。
- 【14:30】 退園、または2回目の「ペンギンの散歩」を観る。
食事・休憩場所
園内には複数のレストランや休憩所があります。「モグモグテラス」では、大きな窓から雪景色を眺めながら食事を楽しめます。混雑を避けるため、12時前の早めの時間帯に利用するのがおすすめです。

アクセス方法を徹底解説!車と公共交通機関どっちがいい?
旭山動物園は旭川市郊外にあるため、アクセス方法の事前確認は必須です。それぞれのメリット・デメリットを解説します。
車で行く場合
札幌方面からは、道央自動車道を利用し「旭川鷹栖IC」で降りるのが一般的です。インターチェンジからは約20分ほどで到着します。
- 所要時間(札幌から): 約2時間
- 駐車場: 無料の正門駐車場と東門駐車場があります。
- 子連れ向け裏ワザ: 園内は坂道が多いため、坂の上にある「東門駐車場」に停めるのが断然おすすめです。帰りに上り坂を歩かずに済み、ベビーカーや小さな子供連れには特に楽になります。
【注意】冬の運転 冬期間(11月~4月)は、必ず冬用タイヤを装着し、雪道・凍結路の運転には最大限の注意を払ってください。天候によっては、公共交通機関の利用も検討しましょう。
公共交通機関で行く場合
冬の運転が不安な方や、移動の手間を省きたい方にはこちらがおすすめです。
JR旭川駅から路線バスを利用
最も一般的な方法です。
- 乗り場: JR旭川駅前のバスタッチ「6番のりば」
- バス会社: 旭川電気軌道
- バス番号: 41番、47番
- 所要時間: 約40分
- 料金(片道): 大人450円(※2025年調査時点)
- ポイント: 約30分間隔で運行しており、本数も多いので便利です。
札幌から直接向かうには?
札幌から向かう場合は、大きく分けて2つの方法があります。
高速バス・バスツアーを利用: 札幌駅などから出ている、旭山動物園行きの直行バスや、観光バスツアーを利用する方法です。乗り換えがないため、荷物が多い家族連れには非常に楽です。冬期間は多くの旅行会社がツアーを催行しています。
JR特急+路線バス: 札幌駅からJR特急ライラック・カムイで旭川駅まで行き(約1時間30分)、そこから上記の路線バスに乗り換えます。時間に正確で、最も速い方法です。
旭山動物園は旭川市郊外にあります。
- 車の場合: 札幌から高速道路を利用して約2時間。冬用タイヤと安全運転が必須です。無料駐車場があります。
- 公共交通機関の場合: JR旭川駅から路線バスで約40分。冬の運転が不安な場合は、バスが確実で安心です。
まとめ:冬にしか会えない感動が、ここにある

いかがでしたか?冬の旭山動物園は、寒さを乗り越えてでも訪れる価値のある、特別な場所です。
雪の中でたくましく、そして愛らしく生きる動物たちの姿は、子供たちにとって最高の学びと感動の体験になるでしょう。この記事を参考に、万全の防寒対策をして、一生忘れられない冬の思い出を作ってきてください。 この記事を家族でシェアして、最高の冬の思い出を作る計画を立ててみてくださいね!