レンガ倉庫に雪が降り積もり、港に浮かぶ巨大なクリスマスツリーが輝く…。冬の函館は、日本で最もロマンチックなクリスマスを体験できる街の一つです。 「でも、こんな素敵な場所に、小さな子供を連れて行っても大丈夫?」
ご安心ください!「はこだてクリスマスファンタジー」は、カップルだけでなく、家族みんなで心温まる時間を過ごせる最高のイベントです。
この記事では、子連れで「はこだてクリスマスファンタジー」を120%楽しむための、ツリーの点灯時間、寒さ対策、混雑回避のコツ、そして子供が喜ぶポイントまで、徹底的に解説します。
「はこだてクリスマスファンタジー」とは?
毎年12月1日から25日まで、金森赤レンガ倉庫前の海上で開催される光の祭典です。カナダ・ハリファックス市から贈られた、高さ約20メートルの巨大な「幸せを呼ぶもみの木」が、期間中毎日ライトアップされ、函館の冬の夜を彩ります。
イベント基本情報
- 開催期間: 2025年12月1日(月)~12月25日(木)予定
- 場所: 函館ベイエリア(金森赤レンガ倉庫前)
- メインツリー点灯時間: 16:30~17:45、18:00~22:00 (※18時点灯式のため、一旦消灯します)
最大の見どころ!毎夜開催の「点灯式」と「花火」
このイベントのクライマックスは、毎日18:00から行われる点灯式です。
- 内容: 一般の代表者がスイッチを押し、ツリーが一斉に点灯。その後、冬の夜空に花火が打ち上げられます。
- 所要時間: 約15分
- 混雑のピーク: 点灯式が始まる15〜30分前(17:30頃)から混雑がピークに達します。子連れの場合は、この時間を避けるか、後述する混雑回避スポットからの観覧がおすすめです。
- 子連れ向けポイント: 毎日花火が見られるのは、子供にとって最高のサプライズ!「口コミでも『まさか毎日花火が見られるなんて!子供が大興奮でした』という声が多数です」

子連れファミリーにおすすめの楽しみ方
ロマンチックなだけじゃない!子供も楽しめるポイントをご紹介します。
1. プレミアムレッドツリーの時間帯を狙う
毎日、日没から18時までの間と、点灯式後の一定時間、ツリーが真っ赤に染まる「プレミアムレッドツリー」の時間があります。普段とは違う特別な色のツリーに、子供たちの目も釘付けになります。

2. 体の芯から温まる「スープバー」を味わう
会場には、函館市内の有名レストランが週替わりで出店する、温かい「スープバー」が登場します。
- ポイント: コーンスープやクラムチャウダーなど、子供でも飲みやすいスープが豊富です。冷えた体を温めるのに最適で、家族での休憩スポットとして大変重宝します。

3. 金森赤レンガ倉庫を散策する
ツリーのすぐそばにある赤レンガ倉庫は、雑貨屋さんやオルゴール店、スイーツショップなどが入る楽しい商業施設です。
- ポイント: 暖かい屋内で、お土産探しや休憩ができます。「サンタクロースと記念撮影」といったイベントが開催されることも。クリスマスムード満点の装飾を見るだけでも楽しめます。

混雑回避と防寒対策|子連れのためのQ&A
快適にイベントを楽しむための、重要なポイントです。
- Q. 点灯式、どこで見るのがおすすめ?
- A. メイン会場のツリー正面は身動きが取れないほど混雑します。子連れの場合は、少し離れた**「緑の島」**や、カフェの窓際などから、ゆったりと眺めるのがおすすめです。

- Q. 服装はどれくらい着込めばいい?
- A. 海沿いの会場は、体感温度が氷点下10度以下になることも。スキー場レベルの完全防寒(スキーウェア、スノーブーツ、帽子、手袋)が必須です。
- Q. ベビーカーは使える?
- A. 会場内は舗装されていますが、雪や氷で道が悪く、大変な混雑のため、ベビーカーはおすすめしません。抱っこ紐が必須です。
年齢別おすすめプラン
- 赤ちゃん~3歳くらい: 厳しい寒さと混雑を考慮し、点灯式と花火だけを目的に、短時間で訪れるのがおすすめです。暖かい倉庫内で過ごす時間を中心に計画しましょう。
- 4歳~小学生: 点灯式と花火はもちろん、スープバーで好きなスープを選んだり、赤レンガ倉庫でお土産を選んだりするのも楽しめます。寒さに耐えられる範囲で、イベントを満喫できます。

まとめ:日本で一番ロマンチックなクリスマスを家族で

函館の冬は厳しいですが、それを乗り越えた先には、心に深く刻まれる感動的な光景が待っています。
巨大なツリーの点灯の瞬間、夜空を彩る花火、そして家族で飲む温かいスープ。そのすべてが、きっと忘れられない冬の思い出になるはずです。 ぜひこの記事をブックマークして、最高のクリスマス旅行を計画してくださいね!